
私、けっこう趣味が多いです。
サブカルチャー的なものはだいたい触れていて、
- 文学(人間失格でハマり込んだ)
- 文房具
- バイク(カブだけど)
- カメラ(ポラロイドとチェキだけど)
- ゲーム
- ライブ
- アニメ
- 文通(郵便局のペンパルの会員です)
- ラジオ(今はあんまり聴いてないけど)
特に「これをやる」と決めているわけではないのですが、
日々いろんなものに触れているので、それらの記録として毎日日記をつけています。
日記にもいろんな種類がありまして、
私の場合はシステム手帳と5年手帳の両方を使っています。
システム手帳は少し高度な使い方をしているので、また別の機会に改めて使い方を紹介しますね。
今回のテーマは、5年手帳。
こちらはまさに「The 日記」という感じで、日々の思いや出来事を書き出しています。
中身はこんな感じです。

だいたい、1日150文字くらい?でしょうか、それを5年間毎日書き続けるのです。
3000円くらいで買って、もう半年続いています。
5年は挫折する方が多いと言われていますが、
私はもともと日記をつける習慣があったので、今のところ大丈夫です。
この150文字ほどという絶妙な文量が、多く感じる日もあれば少なく感じる日もあり、ちょうどいいバランスになっている気がします。
3年手帳やほぼ日手帳だと、書ける文量がこの倍ほどになるので、毎日1時間ほどは文章を考える時間が必要になります。でも、5年手帳の場合は本当にその日に感じたことを、何も考えずに書き出して、それでちょうど終わるので、とても楽だなと感じます。
日記というのは、フリーダムであればあるほど、続けるのが難しくなります。時間をかけて、考えて作り出した文章というのは、とても価値があるものになるでしょう。でも──日記を書く人って、その文章をあとで読み返すことはやらないと思うんですよね。煩わしさが勝ってしまう。
そもそも日記を書く意味とは何か、
それは、自身の心の整理、精神の躍動、充実感を得るための手段。
つまり、日記の価値って「書いているその時間」にあるんですよね。内容そのものは、ほとんどゴミデータみたいなものだったりします。
買う前は、私も色々と調べて悩んでいました。でも、実際に始めてみて思ったのは、週次レビューのように「意味を持たせる」ものではないということです。むしろ、「意味を持たせない」のが普通です。
もちろん、後から読み返して
「この時こんなこと考えてたのか」と発見があることもあります。
ただ、5年手帳のように制約がある日記というのは、5年という期間を共に生きること自体に存在意義がある気がします。
だからこそ気楽に続けられるし、
その「書く時間」こそが至福のひとときになる。
ちなみに私は万年筆で一発書きしています。
日記ってただの趣味なんだなぁって再確認させてくれる手帳でした。